最近SNSで「保育園から“そろそろ保冷できる水筒に変えてください”と言われたけど、すでに保冷タイプなのに?」という投稿が話題になっています。
実は“ステンレスじゃない=保冷できない”と誤解されがちなんです。

プラスチック素材でも保冷できるのかな?
この記事では「ステンレスじゃない保冷水筒ってあるの?」という疑問にお答えします。
目次
ステンレスじゃない保冷水筒



ステンレスじゃない保冷水筒って存在するの?



存在するよ!!



でも、保冷時間はステンレスに比べると短いよ!
ステンレス以外でも保冷機能を持った水筒は存在します。以下のようなタイプがよく使われています
- プラスチック製(二重構造)
- ポリプロピレン+保冷ポーチ付き
- トライタンなどの高耐久樹脂+保冷ジャケット
順番に見ていきましょう!
①プラスチック製(二重構造)


外側と内側の間に空気層がある「二重構造」によって、熱を伝えにくく保冷効果を高めた設計になっています!



軽くて安全に使えるね!



氷を入れたり、保冷ポーチを併用すると保冷時間2〜3時間になるよ!
②ポリプロピレン+保冷ポーチ付き
軽くて安価なポリプロピレン製の水筒に、保冷ポーチを組みわせて保冷力を補強します



保冷時間は、1〜2時間だよ!





「保冷タイプ」って書いてあるのに保冷効果はないの?



間違えられやすいんだけど、「保冷タイプ」=「冷た飲み物専用(暑い飲み物は入れないでね)」って意味なんだよ。



「保冷タイプ」は保冷効果とは違うんだね!!
③トライタンなどの高耐久樹脂+保冷ジャケット
トライタンは「割れにくい透明樹脂」として人気があります。専用の保冷ジャケットと組み合わせることで保冷機能を確保します。



保冷時間は、2〜4時間だよ!(保冷ジャケットの性能によって差があるよ)





トライタンの水筒は、おしゃれなものが多いよね!



夏は保冷ジャケットと併用するのが良さそうだね!
水筒自体に保冷効果があるのはステンレスとプラスチック二重構造だけ!
水筒本体に保冷力があるのは「ステンレス」と「プラスチック二重構造タイプ」のみ。
他の水筒は、ポーチやカバーとの組み合わせが保冷の条件となります。
保冷ポーチを併用すると多少の保冷効果がありますが、「キンキンを数時間キープ」は出来ません。
プラスチック製でも「二重構造」や「保冷ポーチ併用」である程度の保冷効果は得られますが、
本格的な保冷を求める場合はステンレス真空断熱がオススメです!